zarafiantsのblog

2014年09月

ザラフィアンツ公演が迫り、この準備もはかどらないのに、別件で3件もイベントの仕切りがあり、益々混乱の日々。パソコン上で事務作業をしながら、息抜きにYouTube
を開いて見ると気が晴れるのもなかなか良いひと時です。

2日前に超絶技巧を聴いてきたせいもあるが、今日は久しぶりにザラフィアンツのノクターン第2番・第8番を聴いて見て、ほ~~っと♪♪♪
固まっていた脳神経がパ~ッと緩み、温かい空気に包まれるような気分になったのは不思議です。 これこそ本物の素晴らしい音楽の力なのでは・・・又新しい発見。
勿論、常にこの感覚が同じ状態で体験出来るとは限りませんが。
ザラフィアンツのタッチは、人一倍強靭で硬質であるにも拘わらず、
叙情的な曲になると、何故あれほどまでに優しく柔らかな音色がだせるのか・・
要するに、人間ドラマの厳しさと柔らかな美しさのギャップが大きいほどに、魅力も倍増するのではないかと思えます。

CDの音質はもっと素晴らしいことは確かですが、YouTubeでライブ演奏の画像を見て息遣いを感じながら聴く醍醐味も素晴らしい。
フアンの願望の一つは、ザラフィアンツのDVD録音をなるべく早く実現させたいこと。
ザラフィアンツ自身勿論強い希望を持っていて、一作目は、ラフマニノフ;ソナタ第2番

これを実現させるための条件は、何といっても強力なスポンサーが必要
又は、予約販売者をかなりの人数で募ることが出来ると可能になるかもです。
皆さん、お知恵、御意見などお寄せ下さい。

芸術の秋、コンサートも目白押しに立て混んできました。
10月に入ると又ザラフィアンツの来日です。帰国してからあっと言う間の4か月。

昨日、クロアチア人ピアニスト、フィリペッツさんのリサイタルを聴いてきました。
彼は、ザグレブ音楽院・大学院でザラフィアンツ先生の音楽に魅かれて一時期師事。
今や、ヨーロッパ・アメリカなどで活躍する若手、超絶技巧の持ち主
ザラフィアンツにも師事したとなると聴かない訳にはいかない。

演奏曲  ベートーヴェン;幻想ソナタ第13番
       ショパン ;アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ
       ショパン ;ノクターンop48-1
       イボ・マチエック:インテルメッツオ(クロアチア人作曲家)
       リスト:ハンガリー狂詩曲10番・2番

予想以上に凄まじいヴィルトオーゾに目を見張らされる。テンポの速さも尋常ではなく
何かアクロバット的。最後のリスト、ハンガリー狂詩曲では徹底して「狂」を追求してるかに・・・。聴衆をびっくりさせ、CDサイン会は人だかり。一般の人には演奏選曲の効果抜群。演奏の一つの側面を見せつけてくれたのは新鮮でした。

但し私にとっての興味は、ベートーヴェン;ソナタ13番にあったのですが(ザラ先生も
10/11のリサイタルのトップ曲と言う事で)
大変楽しみに行ったところ、曲目変更、第8番「悲愴」に・・・やはり超スピードの演奏。

さて、ここで「ハタッ」と気がついたこと・・・ザラ先生の音楽の匂いを期待し過ぎていたことは間違いであったこと。彼は実際は見えないところでザラ先生から学んでいるに違いない。しかし最終的には自分自身の音楽でしかないのだ。単なる模倣でとどまる事はないはず。
ご本人が演奏に何を求め追求するかに尽きるのでは。

聴く側のこちらが求めるものも変わって来ていることも確かなのです。
まづは、柔らかで、光輝くピアノの音色を楽しみたい。
瞑想的で深い精神性を感じさせる演奏に触れたい。
私が歳をとったせいでしょうか・・・ザラフィアンツの超個性的で並みでない芸術家を知ったせいでしょうか・・・

ベートーヴェン「幻想曲風ソナタ」の素晴らしさが想像出来ます。
又、意外なショパン「スケルツオ」が聴けることを楽しみに。




クロアチア~日本を往来し続けるようになってから17年もの歳月が経過。
確実に「巨匠」の域に入ってきているザラフィアンツの~珠玉の名盤~も今や22枚。
ナクソス盤の3枚以外、19枚は日本のレーベル「ALMコジマ録音」出盤による。
パンフレットに目を通すと、改めてザラフィアンツにとっての蔵書とも言える音楽魂の詰まったディスクが確認できる。どの一枚をとっても、ザラフィアンツ流にその高い知性と教養とユニークな想像力で考え抜かれたカップリングと、精魂こめてレコーディングされた演奏は本当に素晴らしいと今更ながらに思う。
最新のシューマンなど最高潮ではあるが(ご本人は、前々から「今回は一番良くできて満足」と常に言ってた気がします・・)要するに、いつでも真剣勝負であると言うことでしょう。

最近は誰のCDも聴く余裕などなかった中、今日は突然スクリアービンのソナタ3番が聴きたくなりザラフィアンツのデビュー盤をかけてみた。
せっかくなので、スクリアービンだけでなく最初から順に全て聴くはめになってしまった。バッハ;パルティータ1番 ラフマニノフ;コレルリ変奏曲 ・リラの花
スクリアービン;ソナタ3番  モシュコフスキー;ワルツブリランテ

文句なしに「ブラボ~」  最高のリサイタルプログラムなのです。もしかしたら今日の私の気分と一致したのかもしれないが・・・人生においてタイミングが左右することは
多々あるものです。
この長くゆったりしたザラフィアンツ独特のバッハがとても楽しく聴けたこと。
より明らかになったこと・・・皆さん、無心になって幸せな気分でザラフィアンツの「音」
を楽しんでみて下さい。
音階の個々の音色の性質が明瞭にわかる演奏には滅多に出会えませんよ。
メヌエット・ジーグをセットにしてアンコール???邪道でしょうか。受けそうですが。
リラの花・ブリランテワルツもセットにして聴いて見て下さい。
高貴に毅然と光輝くワルツ、宇宙の空間を感じさせる清楚な色気と強靭な意志力。リラの花も最高。
言葉では言い尽くせません。御自分の感性でお聴きください。

この「処女作」は当時は今ほど評論家に評価されなかったのが大変不思議・・・
本物がストレートに評価される感性の教育が必要では。



突然一足飛びに10月過ぎのような気温が続き過ぎ、、ちょっぴりさみしい気分になります。クロアチアも日本以上に涼しく雨も多く、あまり発散出来ない夏だったそうです。
さて、10/11のリサイタルがどんどん近づき主催者側は、準備に焦っています。
皆様、とにかく出来る限り融通をつけてザラ音楽を聴いて下さい。

いつも本番前になるとホールと主催者との打ち合わせがあります。
当日のタイムスケジュールの件で、ザラフィアンツのそれぞれの演奏時間もホールに伝えなければならないのですが・・・ザラフィアンツの演奏時間は一般よりかなり遅いテンポが特徴なので、今回の曲目も一見短い予定を書いてしまうととんでもない進行になってしまうことも度々。

要するにザラ音楽の特徴は「叙情性に重きを置いたスタイルなので、とにかく
一音、一音の粒が大きいので、自ずとダイナミックレンジの幅がシンフォニーのような広がりを見せる。
又粒立ちが大きいと、響き・音色が実に解り易くとても心地よい演奏が聴ける。若い人、スピード感に重きをおく人達の演奏はエキサイトする楽しさはあっても、強弱
ばかりが目立ち、色彩感覚が弱くなる傾向は否めません。
とは言っても、人それぞれの好みの問題ですから、良し悪しを決めつけることはできませんが・・・・ザラフィアンツの音を頻繁に聴いて頂き、慣れ親しんで頂きたいものと思います。

初めてステージに乗せるショパン「スケルツオ}3曲続けるとどう言う雰意気になるのか・・・楽しみです。
是非皆様の周りにお声掛けお願い致します。




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