突然一足飛びに10月過ぎのような気温が続き過ぎ、、ちょっぴりさみしい気分になります。クロアチアも日本以上に涼しく雨も多く、あまり発散出来ない夏だったそうです。
さて、10/11のリサイタルがどんどん近づき主催者側は、準備に焦っています。
皆様、とにかく出来る限り融通をつけてザラ音楽を聴いて下さい。

いつも本番前になるとホールと主催者との打ち合わせがあります。
当日のタイムスケジュールの件で、ザラフィアンツのそれぞれの演奏時間もホールに伝えなければならないのですが・・・ザラフィアンツの演奏時間は一般よりかなり遅いテンポが特徴なので、今回の曲目も一見短い予定を書いてしまうととんでもない進行になってしまうことも度々。

要するにザラ音楽の特徴は「叙情性に重きを置いたスタイルなので、とにかく
一音、一音の粒が大きいので、自ずとダイナミックレンジの幅がシンフォニーのような広がりを見せる。
又粒立ちが大きいと、響き・音色が実に解り易くとても心地よい演奏が聴ける。若い人、スピード感に重きをおく人達の演奏はエキサイトする楽しさはあっても、強弱
ばかりが目立ち、色彩感覚が弱くなる傾向は否めません。
とは言っても、人それぞれの好みの問題ですから、良し悪しを決めつけることはできませんが・・・・ザラフィアンツの音を頻繁に聴いて頂き、慣れ親しんで頂きたいものと思います。

初めてステージに乗せるショパン「スケルツオ}3曲続けるとどう言う雰意気になるのか・・・楽しみです。
是非皆様の周りにお声掛けお願い致します。